自治体向け動物炉

近年、自治体で「動物愛護法」の精神から愛玩動物や、鹿、猪等の焼却専焼炉の設置が求められるケースが増加しています。
新設される一般廃棄物処理センター内に動物専焼炉を設置する必要にせまられています。

特徴

  • 点火当初から火葬完了まで無煙/無臭、ダイオキシン類等の有害物質も環境基準値をクリアーいたします。
  • 主燃焼炉、再燃焼炉が独立一体型で安定した火葬ができます。
  • 炉体は台車式、ロストル式、等が用途に応じ選択ができ、火葬後速やかに収骨もできます。
  • 焼却炉は炉圧計、温度計を設置し、炉内圧及び温度を最適に制御し、自動運転ができます。
  • エジェクタ排気、誘引排気等の選択ができ、各種集塵機も設置できます、又一般廃棄物焼却炉排ガス処理ラインに接続し焼却場煙突より排出もできます。
  • 燃料はA重油、灯油、都市ガス、LPガスから選択できます。

動物焼却炉許認可

大気汚染防止法

一定規模以上の動物の死体を焼却する施設は法第6条に基づく都道府県知事等の届出や排気口から排出されるばい煙、有害物質等の排出基準の尊守などの規制が課せらている。(「別表第1項」抜粋)

13 廃棄物焼却炉
火格子面積は2平方メートル以上であるか、又は焼却能力が1時間当たり200キログラム以上であること。

ダイオキシン類対策特別措置法

「ダイオキシン類対策特別措置法」一定規模以上の動物死体を焼却する施設(法第2条第2項の「特定施設」)については、法第8条他に基づき、排出ガス(大気)に係る排出基準の尊守などの規制が課せられている。

廃棄物焼却炉にあって、火床子面積(廃棄物の焼却炉二以上の廃棄物焼却炉が設置されている場合にあっては、それらの火床面積の合計)が0.5平方メートル以上又は焼却能力(焼却能力(廃棄物の焼却炉二以上の廃棄物焼却炉が設置されている場合にあっては、それらの焼却能力の合計)が一時間当たり50キログラム以上のもの。

消防法関連

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火を使用する設備等の設置の届出
炉据付面積…届出基準2.0㎡以上

少量危険物届出

灯油
届出基準200ℓ以上
灯油の指定数量1000ℓの1/5以上の貯蔵場所

製品の仕様

下記は最大100kg程度の鹿や猪を3時間で処理する仕様です。必要に応じて燃料供給装置、排ガス処理装置などの設備も併設いたします。

処理能力 50kg/h
最大処理能力 100kg
燃料消費量 約30ℓ/h
本体重量 約3500kg
本体寸法 1400mm
奥行 2100mm
高さ 2200mm